誰か正解を教えてくれ…! 教えてください…
困っている。
昨日からずっと困っている。
このままでは男性不振になってしまう…。
変わろうと思い、まずは女性として意識されるようになろう!
なんて意気込み、好奇心と恐怖と…いろいろな感情を携え、
夜の世界に入ったのは3ヶ月前…。
昼間の仕事をしている私としては、
金を貰いながら酒を飲み、男と話すのみの仕事に、カルチャーショックを受けたが…
甘かった…本当に甘かった…
もともと、酒は弱くない。ボディータッチも、わりかし平気である。
昼間の仕事でクライアントと話すこともあるので、会話も比較的OK…。
昼間の仕事のことも考慮し、週末のみの出勤。
若い層(20〜30代、40代前半)のウケは良くないが、
高齢層(40代後半、50代、60代)のウケはすこぶる良い。
私は昭和顔であり、けばけばしていないのが逆に良いらしい。
金を稼ぐ大変さを知っているので、お客様に来てと言いにくいのが大変だなーとのんきに思っていた。
甘かった…。本当に甘かった…
キャバ以外で会うという行為は、本当に危険である…
ストーカーまではいかないが、気持ち悪いくらいくる連絡。
困ったものだとスルーしていたが、そんなおっさんを遥かに超える困った事が…
一昨日、相当な金持ちのおっさんにイタリアンとバーに連れて行ってもらった。
本当にひく…襲われかけた。いや、あれは襲われたに等しい…。
最後まで行っていないが、させられた。
女としてのプライドが…
相当な金持ちなので、私みたいな女、死ぬほどいる…
そういった扱いだった。
個人としてみてもらえていないのに、女としては見られていた。
そのとき、大きく拒否できなかった。
最後までしなかったのは、頑なにノーとアピールしたからだが、させられたよ。
ニットのワンピ(ユニクロ)を着ていったが、胸元を大きく引っ張られたので、そのおっさんは「襟元が伸びてしまって…。お詫びにカバンを買ってあげるよ。洋服だとカバンより値段が高くなるかもしれないから。カバン、何色が良い?黒?白?ピンク?帰るまでに決めておいてね」
まじむかつく。
物欲ないから、カバンとか特に欲しくない。
ユニクロは優秀なので、ワンピースの襟も伸びてない。
正直、連れて行ってもらったイタリアン、食べログで検索したら、私でも少し頑張れば行ける店だった。味もそこそこだった。
年間2000万円払わないとなれない会員しか行けないバーといっていたが、そこ、知り合いに連れて行ってもらった事がある場所で、会員でなくてもカフェ等は利用できる場所だった。
所詮、京都は狭い。
「僕といたら、世界が変わるよ」
これがおっさんの口癖である。
知り合った芸能人の話。どこどこの社長と知り合いだから融通効くという自慢。ご自宅や車の自慢。ご家族の自慢。
正直、興味がない。
私、平成生まれ。
いろいろな欲が乏しいと言われるが、便利に使えれば何でも良いし、数を持っていると容量的に邪魔、という考えである。
成功して手に入れたものの自慢より、成功までの道のりの話の方が好きだ。
私も中学高校は、お嬢様学校といわれる学校に通っていた。
その学校ですら、そんな自慢をする品のない子はいなかった。
本当に見下されていたのである。
このおっさんを使って、自分を高めるべきか。
このおっさんとは縁を切り、ないと思っていた女としてのプライドを守るべきか。
物は欲しくない。
この選択は大きいと思う…。
打倒K子…
選択を誤れば、ただのクズな女に成り下がってしまう。
おっさんと会ったのが一昨日(5日)…
昨日、おっさんから電話があり、明日(7日)会えないかと聞かれた。
ヤれない女は切られると思っていたが、連絡が来た。
会いたくなさ過ぎて、返答を保留した。
会いたくない。正直、怖い。本当に怖い。
今日は仕事が忙しいということにしよう…
まじ打倒!K子!!
正直、ブログなんてシャレたものをはじめ、
意識高い系になって、
自分を変えようと思っていた。
無理だね。
そもそも、興味ないことは一切続かない。興味があっても続かない。
堕落した人生を今現在も送っている自分は、どんなきっかけがあろうとも、そうそう変わるもんじゃない。
理想を追うのは辞めた。
やはり人を突き動かすのは、負の感情である。
いくら綺麗事を言おうと、続かない自分はそういった感情でないと動かない。
日々日々、黙ってみていたが…やはり癪に障るK子…。
彼女は一切悪くない。ただの妬み嫉みだ。
しかしまあ、K子は綺麗だ。
良いところの育ちで、品もあり、経営の能力もある。女性としての見せ方も知っている。仕事をしながらも、知り合いのお料理教室に通い、クリスマスレシピを攻略していっている。努力家であり、自立した女性だ。
彼女の肩書きは、経営者、アイドル、タレント、執筆者…
彼女のwikiが立ち上がっているくらいの人物である。
かたや私は…
彼女のSNSに嫉妬しながら、実家で仕事。家から一歩も出ない。ぐだぐだ仕事をし、サボリ癖もひどい。家から一歩もでないので、人とも出会わなければ、おしゃれもしない。物欲はないが、夢もない。脂肪のみが貯蓄されていく。親に甘えたまま生き、干物女まっしぐらの…もやは雌だ。
私の肩書きは…デザイナー?、イベンター?
ただの雇われ労働者である。
K子と私の関係は、ただの知り合いレベルであり、
こんな女に嫉妬され、彼女も気の毒である。
が、はやり女性として、憎い…
憎すぎる…!!
打倒!K子!!!
私はあなたの成功が憎い!
それもこれも、自分が蒔いた種である…
分かってはいる…。分かってはいるが、憎い…!!
【1日目】女性としての喜びとは?
SNSを見ていると、
自然推進派で心も身体も健康をアピールする女性、
心と心でセッションを行い魂の解放をうたう女性、
ランチ・ディナーのゴチやプレゼントを報告する女性、
いろんな人がいます。
女性として認められ、更にはお金も掴む…
心も体も充実している感満載な投稿…
お腹いっぱいです。
男性陣に混じって、戦っていると、
女性として喜びを感じる機会もなければ、
どんどんと男を見る目がシビアになり、恋愛すら嫌になる…
婚活アプリで知り合った男性(36歳)と直接合った際、びっくりする発言をしていました。
「35歳過ぎた女性は無理やなー。子どもも出来にくいし、やっぱり若い方がいいやろ」
信じられん…!!こんな男、願い下げや!!!と今は交流もありませんが、
その話も一理ある…。
25歳を過ぎた時、肌のはりの衰えを感じた。
27歳の今、重力に逆らえない自身の身体に戸惑う。
じゃあ、30歳は…?
有り余るほどの金があれば、美容に金を使うが、
そんな金もなければ、手に入れられるような仕事・経歴もない。
春の段階で、日に当たり過ぎて鼻の皮が捲れるくらいの女子度の低さ。
今まで、女性として磨く事もしてこなかった。やり方も分からない。
もはや男である。
巷では、こういった体験をSNSに記し、一躍財産を手にする人もいる。
…が、そんなものは幻想である。
自分自身の事を見つめながら、
女性としての生き方を考えながら、今しか出来ない事をし、金を手に入れる。
手に入れてやる。
三日坊主の私がどこまで出来るか、日記代わりに記したいと思います。